99年式 R1100R Roadster 走行45,000km
00年式 R1100RT 走行43,000km
年式も距離も殆ど変らない、エンジン他の基本構成を同じくするバイクをわざわざ乗り継いだ。
違いはガワ(外見)だけなのか?そのへんを今回軽く話したいと思います。
まず、カウル等による防風効果。
これは、当然RTの圧勝です。
高速巡航の時のあちこちから聞こえるバタつき音が圧倒的に少ない。
ただし、後席はRのほうが意外と風の巻き込みが少ないみたい。
これは多分、ロードスターに自作装着していたスクリーンが横方向にに効いてからみたい。
RTのスクリーンは正直もう少し大きくても良いと思う。
下半身の防風は、ロードスターには全くありませんでしたから。
RTは爪先まで防風なので、足が暑いですw。
エンジンの走行フィールはけっこう違います。
ロードスターは最高出力を80馬力に抑え、中低速トルクを太らせ、ファイナルも低め。
RTは最高出力90馬力を発揮するかわりに高速寄りのスペック、ファイナルは少し高め。
実際、「地面蹴っ飛ばす感」はロードスターが上で、ワインディングの立ち上がりとか力強い。
田舎道を70~80kmくらいで走ってると最高に幸せを感じるセッティングです。
RTで田舎道を走ると、ロードスターの「幸せ感」が少し懐かしくなります。
しかし意外な事に、渋滞路とか極低速はRTも扱い易いのです。
もちろん扱いやすいだけで素早くキビキビはロードスターの独壇場ですが、
逆にアクセルON/OFFでは「飛び出せ!」「止まれっ!」という感じで勢いが良すぎてギクシャクします。
RTではそのへんが薄くボヤけているんですが、逆にそれが扱いやすいんです。
(たぶん、まだ距離が浅いとトルク不足感のほうが大きいんでしょうが)
全体的にRTのほうがトルクの出方がのっぺりフラット、Rのほうが山&谷の演出がある感じです。
僕のRで高速を走ると防風性能以外でも丁度良い速度域(100km~+α)でトルクの谷間じゃないけど、
なんか微妙に引っかかる(ガサツに感じる)感じがあって、
そのへんで巡航すると楽しくない、逆に少し速度上げたほうがエンジンは楽しく唄い出す感じでした。
RTは巡航という事に関してはたいへんスムーズで、だから疲れんのでしょう。
2台乗り比べた感想は、
・1日300kmくらいで下道中心なら、R1100Rロードスターがぜったい楽しい。
・それ以上の距離、高速が半分以上なら、RT。防風だけでなくフラット感で軍配。
こんな感じかな?重さは当然RTが重いけど、走れば変わらんです。
たぶん九州におったらロードスターのまんまで十分幸せやったでしょうね。
やっぱバイクは用途で選んで、使ってナンボです!
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