前編の続きです。タンクをずらして、もうお馴染みになったタンク下の「コネクターの集合場所」にアクセス。
コネクターを外して、例のごとく激しく風化してしまったハーネスの被覆を剥いたとこです。
青丸のコネクターが、メーターにメインで行っている配線。
黄丸の2極コネクターが電源(プラス・マイナス)でした。
前編で書いたように「時計もろとも、全ての電源が落ちる」のだから同じコネクターから電源が入っていると思ったのですが、
別になっていたのは意外でした。
しかも、コレ時計用の常時電源っぽい。。。
現に、この2極コネクタ「だけ」を繋いでみると、キーOFFでも時計だけが動きます。
僕の「メーターハーネスの不良でエンジンがかからない」という仮定に基づくと、
青丸のコネクターを外しているとエンジンはかからないはず。外した状態でイグニッションON、スタータボタンを押す。
一発始動♪・・・
ドウイウシクミデスカコレハ??
確かにメーターハーネスのコネクタを外しているので、タコメーターやインジケーターは一切動かない。
メーターハーネスの中の数本で断線やショートが起こっているかも?と思ってチェックしたけど、
そういう事実も見つけられなかった。
何だか騙された思いで、自己融着テープを被覆として巻きつけた。
コネクターは、接続する前にエアーで埃を吹き飛ばした。
エアーと言っても人力エアー。つまり「息で吹いた」だけw
しかし、この「コネクターの集合場所」は埃や汚れが多いので、掃除するだけでも良いかもしれない。
で、この修理だか掃除だか分からんメンテを終了させて試走。
意地悪してちょこちょこエンジンを止めながら走ってみたが、
(メンテ前だと5分くらい思考錯誤しないとエンジンがかからないシチュエーション)
これがなかなか調子が良い。。
・・・
ドウイウシクミデスカコレハ??考えられるのは、
何らかの理由で(コネクターよりメーター側かコントロールユニット側かは分からんが)導通不良かショートが頻繁に起こっていたが、
今回のメンテナンスで解消した。
それが一時的か恒久的にかは分からんが・・・
後者であって欲しい。そういう思いで、何の確証も無いのに、今回をハーネスとの闘いの最終章と銘打ったのだから・・・
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