先週末、渋谷まで出かけて映画を見てきました。
1年以上ぶりに映画館で見たのは『ヒッティング・ジ・エイペックス』という映画。
(画像は
公式サイトよりお借りしました)
見ての通り、MotoGP™のトップライダーたちを中心に据えた映画で、徹頭徹尾ドキュメンタリー。
小規模上映で全国一斉ロードショーなわけでもないので、私も直前まで知りませんでした。
前日にかえる妻に誘われて見に行くまで、そんな乗り気でもなかったし。
で、見に行ったら
すんごい面白かったわけです。
メインのライダー6人の撮り下ろしインタビューも豊富に挟みながら、
2010年~2015年(実質2014年の途中くらいまで中心)のシーズンを描く。
6人のうち鬼籍に入ってしまったシモンチェリ、引退したストーナーが含まれているのが興味深い。
ライダー達の考えがじっくり聞けたのは収穫。
どちらかと言うとエキセントリックで強い言動が多いロッシのベテランならではの落ち着いた考えとか、
ワクワクさせない走りと残念なパフォーマンス(爆)の印象が強いロレンソに誰よりも強い「芯」を感じたりとか。
色々新しい発見があって、MotoGPファンなら138分の長丁場もあっという間。
上映場所とスケジュールに折り合いがつけば是非!見て損はありませんよ。
かえる妻が応援するペドロサも勿論沢山フィーチャーされてたし、
今いちばん好きなライダー、クラッチロウもチラチラ写り込んでました。
まぁ彼らしい転倒シーンもチラチラの中の多く含まれてて(爆)、出て来るとついついニヤけてましたよw
でも、見終わって感じたのは…
ライダー達がこぞって口にしてた転倒や死への恐怖と、それをリスクと捉えつつ走りをより高みへと昇華させる精神。。。
それって、ある意味対極的なストリートライダーのバイブル「キリン」の登場人物達に通ずるなぁと。
『何でバイクかって?決まってるだろ、あぶないからさ!』何故かキリンの中のこの台詞を思い出してしまいました。
真剣にバイクに乗るホンモノ達は、舞台がサーキットでもストリートでも根っこは同じなのかもしれませんね。
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