前回からの続きです。
妙に弱腰になったヘイちゃん先輩の背中を叩いて、石巻へと。
なんで今回の旅で石巻かというと、被災地をこの目で確かめて、亡くなられた方々に手を合わせたかったらしい。
勿論、津波被害があったのは石巻だけでなく松島やもっと仙台寄りでも然りながら、
遠く九州の先輩に強く印象に残っているのは石巻らしく。
そんな気持ちなら、ちゃんと行っとかんと後悔するでしょ?
まだ普通の生活の香りがあるところではピースする余裕もありますが…
見渡す限り荒涼たる景色に変わり、言葉を失う我々。。。
(白っぽい画像は間違ってアートフィルターをかけて撮影してしまったものですが、あえてそのまま掲載しています) 鯉のぼりが結んであるポールの上まで津波が来たそうです。。。
3年前の3月11日に起こった「事実」を自分たちなりに噛みしめてはみますが、
言葉になりません。
この大きな看板に書いてある言葉、よく使われたフレーズですが、限りなく重い。
「頑張ろう」なんて、僕ら余所の人間には軽々しく言えませんよ。。。
路傍にひっそり咲く花と、静かな中に響く鳥の歌声だけが生命を謳歌している感がありました。
これだけは言えるのが「来て良かった」という事。
僕らが今回この街のためにできた事はガソリン満タンに入れた事くらいですが、
百聞は一見に如かず。まさにこれに尽きます。
石巻を後にした我々は、仙台市内に移動。
先輩のもう一つの目的である、後輩フミちゃんの自宅訪問。
ご両親さんに歓迎して頂き、中でお茶まで頂いてしまいました。
いつ来るか分からん迷惑な先輩たちで申し訳ありませんでした。。。
フミちゃんは地元仙台でたった1年の勤務の後、福岡で5年間頑張ってくれました。
これから仙台支店でしっかり頑張ってね!
フミちゃん宅に根を張りたい気分ですが、先輩のフェリーの時間がありますので仙台港へ。
なんとも無謀な計画にはビックリしましたが、ツアコンの僕らも楽しませて頂きました!
仙台港フェリーターミナルには、苫小牧~仙台~名古屋を行きかう大型フェリーが。
搭乗手続もしっかり見守って…
乗船までしっかり見送りさせて頂きました。
まぁ~何とも慌ただしい迎撃とあいなりました。
まったくもって迷惑すぎて可笑しするので、また来てください!(爆)
無事見送った事で、ツアコンの我々の役目も終了。
自分へのご褒美として…
仙台といえばコレでしょ!
牛タン!! 仙台港からほど近い「利休 多賀城店」で食べました♪
いったい、牛さん何頭分焼いてるんだろ…
何頭分だろうが、かえる食べまぁ~す!!
満腹になった夫婦は、自宅への帰途につきます。
ナビで検索すると、東北道でまっすぐ帰るとジャスト400km。
まっすぐ帰りたくないので、寄り道して帰ることにしました。
相馬方面へ。
この寄り道、ちょっと旅の1ページとして書くようなものではないと思うし、
「詳しくは次回!」という気分にもなれません。
かなり考えさせられる、ショッキングな寄り道でした。
自分の中で機が熟したら、記事として書かせて頂きます。
結局、この寄り道の選択が、回り道と雨と突風を呼びまして…
途中、オドメーター50,000kmを達成したりしながら、
LEDヘッドライトの光軸実戦調整をしながら帰りついたのは22時前。
2日間でおよそ1,300kmほどを走破した弾丸ツーとなりました。
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COMMENT
No Title
それにしてもあの東北の津波の爪痕、まだあんな状態のところがたくさんあるんですね。
あの日、私と家内は録画の津波の様子を見て、ヘリコプタから撮影している映像で次々に津波に飲み込まれる車を見て『そっちに行っちゃだめだ』と本当に泣きながら叫んでました。
あれは衝撃でした...。
>Kachiさん
自然の脅威というのは本当に凄いものです。
忘れてはいけません。