さて、バルブクリアランス調整とスロットル同調をやってみるにあたって、
まずは必要と思われる工具を買い揃えました。
上段左から
1.バキュームゲージ(2個)
2.トルクレンチ
3.ロッキングプライヤ
4.ソケット(15mm)
5.トルクスビットソケット(T45)
6.ワイヤーインジェクター
7.ヘキサゴンソケットセット
8.シクネスゲージ
このうち、バルブクリアランス用に買ったのが2・4・5・7・8
スロットル同調用に買ったのが1
何も関係ないのが3と6ですw
こんだけまとめてアストロプロダクツで買って1万円くらいでした。
ヘキサゴンソケットセットは、6角棒レンチは持ってるので「あると便利かな」くらいのつもりで買ったら、
トルクレンチで締める必要のあるボルトに6角が混じってたので、買っといて良かった!
実際に整備してみたから書けることですが、
バルブクリアランス調整に、トルクレンチは絶対必要です。
調整のときに触るボルト・ナットの中に指定トルクが8N・mなんてのがあります。
これって、従来のkg単位のトルク値に換算すると1キロ未満ですよ。
ナットが着座して、ちょっと締めたら規定トルクになります。弱すぎて心配なくらいのトルクです。
トルクレンチを使う時に勘違いしがちなのは「しっかり締めこむために」トルクレンチを使うのは稀で、
「締めすぎてないか」確認するために使う事のほうが圧倒的に多いって事です。
手締めの感覚で分かる、なんて人もいますが、
8N・mだの18N・mだの20N・mだの微妙に違う微小トルクを手の感覚だけで締め分られる人はいないでしょう。
そんな人がいたら、ゴッドハンドを持つ現代の匠でしょうw
そして、こういったメンテの教科書にしたのが、この本。
これは以前から持っていたので、予習はバッチリで臨めました。
4ヴァルブボクサー「のみ」に的を絞ったメンテ教本で、
サンメカでもできそうな範囲の整備「のみ」を分かりやすく解説してあります。
ちょっと高いけど、いい教科書ですよ。
次はクリアランス調整の実戦編になると思います。
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