前回からの続きになります。
アイドリングスクリューの清掃が終わった後、
折角なのでスロットル本体も軽くお掃除してみることにします。
スロットルボディを外して中を覗いてみると…
〈ひだり〉 〈みぎ〉なんとまぁ、汚っ!!汚れているだろうと思ってはいましたが、思ったより汚れてましたね。
低負荷での走行が多いからブローバイがけっこう出てるのか?
トコトコ流す走りが多かったからなぁ。
そう考えると、バルブや燃焼室のカーボンも少し心配になってきます。
ここの汚れも、パーツクリーナーを使って落とします。
紙ウエス(キッチンペーパー)にパーツクリーナーを吹いて、それで汚れを拭う。
ちなみに、使っているキッチンペーパーは「コストコ」で買った海外製。
これがめっちゃイイんです。強くて。
ケバ立ちは多少出ますが、水や油で濡れても千切れにくいのでメンテ用に少し借用しております。
軽く拭うと、ウエスはこんな感じに…
汚っ!! 画像では分かり辛いですが、かなり綺麗になりました。
スロットルの中の汚れが落ちたことで、バタフライの動きも良くなり、空気の流量も確保されると思います。
外した部品の復旧が終わった後、カウルはつけずに試走がてら走ります。
ミラーだけついた裸の状態でのテストラン…傍から見てどうなんでしょ?(笑)
↑コレが走っていくんですから…w
20分くらい、エンジンがそこそこ暖まってアイドリングが安定する域まで湾岸道路を流します。
プラグ交換の効果もあるでしょう、始動性も良好♪
チョークのかかり具合・回転のあがり方もスムーズです。
我がRT、調子は上々と思っていたんですが…やはり段々下り坂だったんですね。
少しばかり軽やかな乗り味になったのは気のせいじゃないでしょう。
テストランで異常は無いと思われるものの、念のためバキュームゲージで同調確認。
このゲージ、アストロで購入した安物を2個つなげているだけでして、
今回使う前にそれぞれの精度が同じ位か試してみました。
同じシリンダーを、右のゲージと左のゲージで計測して誤差を見てみたんですが
「この位ならいいのかな?」という位の誤差だったので、本番計測開始。
結果、取り立てて同調を取り直すほどの狂いはないと判断。
アイドリング自体も暖気後1200回転+αくらいかな?という位で落ち着いていたので、
変に弄るよりも現状維持が得策と思い、これにて作業終了としました。
※実際にツーリングに使って、渋滞等で油温が上がるとアイドリングは1300回転前後まで上がりました。
ここまで上がるともう少し下げたい感じではありますが、これから寒くなるのでこのまま様子見たいと思います。
一連の作業で走りも軽く、まろやかさを増した我が家のRT。
これで楽しい冬のツーリングができそうですね♪
また春を迎える前に集中メンテしたいと思います。
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COMMENT
無題
カウルを外して走る時、私はステッププレートのところにはカウルをとめるボルトをねじ込んで走ってます。
そうしないと、ひょっとしたら受け側のメスが振動で外れるかもという心配があってf^_^;
あ、もしらお気づきでしたら余計なことでしたf^_^;
Kachi//
>Kachiさん
ステッププレートのところの受け側…そんなの全くのノーマークでした。
その存在すら全く気にしてませんで…
こういうところか大雑把なO型気質なんでしょうね。(笑)
勉強になります
やはり最終的にはバキュームゲージが必要になりますよね(^^;;
でも、4連とかじゃなくてもできるんですね。勉強になりました。ちょっと探してみようかな。
>豆蔵さん
バキュームゲージで合わせた後、耳をすませて音が整うポイントを探して微調整すると完璧です(^_^)v