ワタクシ、クルマ雑誌「ベストカー」を長いこと愛読しておりまして、
毎月10日と26日は忘れず書店かコンビニで購入しています。
そんなベストカー(BC)誌が主宰する
「ベストカーアンバサダー」というのに登録しておりまして、
たまに限定イベント等への招待もあるんです。
今回、日産GT-RやV35スカイラインの開発者として知らる
水野和敏氏のトークショー開催のお知らせを頂き、
応募したところ
見事当選!かえる妻と行って参りました。
トークショーは19日の午後から、音羽の講談社本社で行われるという事で、
電車に乗ってトコトコ出かけました。
講談社に乗り込む前に錦糸町のヨドバシに修理に出していたデジカメを受け取り、
講談社の最寄の護国寺駅周辺でランチしたりしましたが、それは別の機会に。。。
これが講談社の本社社屋。
講談社の発行物でいちばんに思い浮かぶの「少年マガジン」です。
(ベストカーじゃないんかい!)
歴史ある建物ですね~。
イベントの受付を済ますと、入館証を頂きます。
まるでシオリのような形と硬い紙質は、出版社ならでは?
トークショーの会場は、社内の会議室です。
なんか、イベントというよか新商品のプレゼンを受けているような雰囲気ですがw
時間になって、水野さんが登場されてトークショーがスタート!
PCのスライドショーを写しながら、技術者ならではの話に「ぶっちゃけトーク」を交えて話が進んでいきます。
今回のトークショーの趣旨は「クルマ作りについて」というのが骨子にありますが、
軽い経歴説明の後にいきなり飛び込んだ話が
燃焼温度の設定とそれに基づくエンジン設計という話。
我々のようなシロート相手にいきなり深い話ですが、ポンチ絵交えて設計の狙いと効果を専門的すぎる用語は使わず明快に話されるので面白いのなんのって。
ちなみに私は文系ですがメカ好き、かえる妻は根っからのリケジョ…いやリケガエル?という組み合わせだから楽しめたのかな?
客イジリやジョークも交えながら、いろんな話を聞かせて頂きました。
「なんでドイツ車っていいの?」こんなテーマでも語っておられました。
外国車と国産車の造り方(テストの仕方)の違いや、使われ方の違い…
最近輸入車と国産車(主にコンパクトカー)を試乗し比べて感じていた「違い」の根っこになっている部分が分かりました。
水野さんの考えは一貫していて、氏の経歴から想像するような「スポーツカー一辺倒」な考え方は無く、
あらゆるクルマに適正な設計をするべき、というのが根本にあると理解しました。
分かり易いパワーや軽量化だけを追い求めるのではなく、
適正な設計を独自の「水野理論」で突き詰め、よりよい車を造っていきたいというお気持ち。
歳の話をすると失礼かもしれませんが、60を超えてなお技術に対する真摯な態度と並々ならぬバイタリティをお持ちで驚くほどでした。
欧州やアメリカの最近のクルマ作りの流れ(設計技術と製造の兼ね合いの話)とは別の方向に流れている日本やアジアのメーカーとして、
本当に「いいクルマ」を作る必要があるという考えに大きく共感できました。
こんな固そうなお話ですが、会場は笑い声や共感の声が絶えず聞かれ、
かえる妻も興奮して「面白かった!」という感想でした。
なかなか実りの多いシルバーウィーク初日でありました♪
にほんブログ村↑ブログランキング♪ポチっとして頂けると励みになります☆↑
twitterもよろしく♪
COMMENT
無題
クルマ好きやバイク好きだけでなく、メカ好きには飽きない内容でしょうね。
モーターマガジンなんかはこういう技術的な濃い内容をよく載せてましたけど、最近みてないなぁ。
なんか、秋の夜長にじっくり読めるクルマの本でも探そうかな(*^_^*)
Kachi//
No Title
すぐ近くに来られていたのですね。
できたらうちのガブ!を見て欲しかったです。(^_^)
>Kachiさん
↑まずは軽く、このへんを読んでみるとかどうでしょう?
>ぽてちさん
メールで色々案内きますよ。
今回のトークショー、同伴者1名までOKだったのですが、かえる妻が行かないのだったらぽてちさんを誘おうと思ってました。
ふくちゃんは、も少ししつけが進んでから会いに行きますですぅ。
No Title
懐かしいですね~~(^'^)
少年サンデー
少年キング
少年ジャンプ
子どもの頃よく読みましたねぇ~~
大人になってもしばらくは、少年ジャンプを読んでました!
お気に入りは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」ですかね・・(^。^)y-.。o○
タイトルのツボと違いましたね^_^;
>yosiさん
マンガ雑誌読まなくなって、だいぶ経ちますね。
うちにも「こち亀」単行本110巻くらいまで集めたと思います。
まだ連載中なのが凄いですよね。
無題
素直に羨ましいですぞ!私も聞いてみたいなぁ。特にドイツ車云々のあたりを(笑)
文書を読むより生トークの方がインパクトあって、深く理解できることが多いような気がします。
それに、こういう話を聞くのって知識が増えるのもありますが、人生が豊かになると思います。
いつか機会があれば、ネタを少しでもご披露下さると嬉しいなぁ。
>きそやんさん
トークは、本当に面白かったですね♪
真の技術者が真にユーザー本位に物を創ると、素晴らしい物ができるんだなぁと思いました。