茨城・栃木の未曾有の大水害を引き起こした9月の長雨、やっと止みました。
我が家周辺は被害なく過ごせましたが、
被害に遭われた地区の方々にお見舞申し上げるとともに、
早期に平常の暮らしを過ごせるようお祈り申し上げます。
8月後半から、休日はずっと雨降りだったのでバイクには乗れず。
というわけで車の試乗に出かける日々なのであります。
今回はタイトル通り、近くのVWディーラーでの試乗記を書こうと思います。
まずは、UP!編。
Volkswagen UP!ってこんなクルマです試乗車は先日バリエーション追加されたばかりのCROSS UP!
SUV「風」にドレスアップしてありますが、走行性能等は標準と変わらずです。
ちなみにUP!ってのは欧州の軽自動車的なポジションにある車でして、
サイズも軽自動車とヴィッツ・マーチクラスの中間くらいの大きさ。
エンジンも3気筒の1L自然吸気オンリー。
値段も150万円台からと、国産+αくらいです。
そんな車ですが、ドイツ車、そしてVW車らしくシッカリしているという話を聞くので、
それが本当かどうかを確かめてみたかったのです。
結論:やたらシッカリしてます。本当に軽自動車と変わらんサイズ感のドアを開閉してみると「ズドン!」と閉まります。
国産コンパクトにありがちな「ばちゃん!」という閉まり具合とは一線を画します。
内装は変な上級志向がない、カッチリ感とPOPさが合わさったもの。
高級感を重視する人にはアウトですが、私は好きです。
シートはパンと張った感触の硬めの感触で疲れなさそう。
UP!の評価を最も分けるのが、ASGと呼ばれるトランスミッションでしょう。
コレ、「自動変速がついた5速マニュアルシフト」であり、トルコンATやCVTじゃありません。
マニュアルの変速動作の
①アクセル離す→②クラッチ切る→③変速する→④クラッチつなぐ
という一連の動作を機械がやってくれるのですが、それなりに時間がかかります。
「あっ!」という間じゃなく「あ~」というくらいの間がかかりますし、
オートマのつもりで機械まかせにしてるとタイミングやショックに違和感あります。
ただ、バイクのミッションに慣れている人だと、アクセルを緩めるとスルっと次のギヤを呼び込む感触が分かると思いますが、
アレを実践すると違和感ないです。
ただし、助手席のかえる妻は予期せぬ頭の前後移動を呼ぶようで、お気に召さなかったようで。
エンジンは1L3気筒、75馬力。
力が少ないような印象があるかもしれませんが、まぁよく走る!
バランスがしっかりと取れてるのか、嫌な振動は感じません。
乗り味も、ドアの開け閉めと同じくコンパクトと思えないドッシリ感!
国産コンパクトでどうも我慢できないのが「ひょこひょこ」した乗り味。
頭が横に動くんですね。
UP!ではそれが無く、段差を越えても揺り返しが無く一発で収束。
直進安定性もすごくて、小刻みなハンドルの動きは不要です。
この車、私はけっこう気に入りました!
が、かえる妻はASGが生み出す挙動が最後まで気に入らなかったようで…
装備やデザインかかなりシンプルに割り切っている替わりに基本構成に手を抜いてないようです。
言うなれば、「正しい道具」。
その正しさを分かって使うと最高の相棒、歯車が合わないまま使うと違和感の塊でしょうね。
バイク乗りだと良さが分かる人が多いんじゃないかと思います。
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